卓球教室・地域活動について


卓球教室ヒストリー 

なぜ教会で卓球教室を始めることになったのか、地域の子どもたちの居場所となった「きっかけ」についてまとめています。


1.1979年4月、沖縄第一聖潔教会創立。


2.1991年4月、佐久眞武三・金淑京牧師が沖縄第一聖潔教会に牧師として就任しました。

◎「土曜学校」を開始(対象:教会に通っている子ども、地域の子どもたち)。

◎「土曜学校」の内容は、聖書のお話(絵本や紙芝居)、ゲーム、ミニスポーツなどです。


3.少年草野球チームの結成

 1993年頃、教会建物の裏で小学校高学年の喫煙、また、中学生の男女10名ほどが教会駐車場で夜中に飲酒騒動がありショックを受け、青少年を健全に育てるにはどうしたらいいのか祈り、模索する中で「少年草野球チーム」を作り、他の少年野球チームと対抗試合をして交流を深めました(約5年間)。


4.毎週土曜日の活動

◎2000年、教会の青年たち(大学生や社会人)と一緒に毎週土曜日に子ども英語教室、韓国語教室、クッキング教室、工作教室、介護老人保健施設でのボランティア等を始めました(約15年間)。

◎最初は教会に通う子どもたちが中心でしたが、地域に輪が広がりました(PTA活動の関係者等)。

◎西原町内の認可外保育園からも子どもたちを迎えるようになりました。


5.卓球教室のはじまり ~ ニワトリのチーコ ~

 2008年、教会で飼っていたニワトリのチーコに、石を投げて遊んでいる子どもたちがいました。

牧師が注意したあとに「教会で卓球してみる?」と案内すると、とても喜んでくれました。この出来事をきっかけに、教会の「卓球教室」が始まりました。


6.現在の卓球教室について

月曜日:おやすみ

火曜日:中学生(午後3時~5時)

水曜日:小学生(午後3時~5時)

木曜日:中学生(午後3時~5時)

金曜日:小学生(午後3時~5時)

土曜日:全員(午後2時~5時)

日曜日:全員(午後2時~5時)

◎2024年4月現在、これまで約500名以上の子どもたちが卓球教室を利用しています。

◎教会で卓球を始めたことがきっかけで、学校の卓球部や県内の卓球クラブに入る子どもが増えてきており、大変嬉しく思っています。


7.子どもの居場所として

◎放課後に子どもたちが卓球をしたり、宿題をしたり、保護者のお迎えを待ったり、安全に過ごせる居場所として教会を開放しています。

◎教会員の方が「浄水型サーバー」を用意してくださり、いつも美味しいお水を飲むことができます。

◎おやつは市販のものを用意しており時々、教会員や保護者、地域の方々から差し入れがあります。

◎教会関係者で、新品の卓球台や卓球ラケットの献品、おやつ代を献金をしてくださる方々がいます。


8.教会のプログラムについて

◎年に数回、教会こども会(お楽しみ会)で聖書の絵本や紙芝居を読んだり、ゴスペルや讃美歌を歌ったりしています。

◎教会で「こども会」「クリスマス会」「結婚式」「スポーツ大会」「キャンプ」その他行事がある時には保護者の許可を得て参加するように案内しています。


新会堂建設とこれからについて

 2018年5月27日、教会の新会堂献堂式で西原町長より「教会が子どもたちの放課後児童支援に力を入れ、地域に貢献していただき西原町としても有り難い」とお話くださり、大きな励ましになりました。近い将来「子ども三線教室」を開くことも検討しています。